前回の話→まだ使える!Vista時代のNECノートパソコン改造記2
前々回の話→まだ使える!Vista時代のNECノートパソコン改造記1
前回までの内容でしばらく運用していましたが、メモリーを増設したとはいえ、中途半端に容量が使えない上、余ったメモリ領域が1GBあるわりに、グラフィックボードのメモリ割当が、最大でも256MBしかないので、ストリーミングの動画再生やブラウザの反応も今ひとつだったので、切り札にCPU交換を行うことにしました。
CPUの交換、SempronからTurion64X2へ
CPUがAMDだったので、もしかしたら交換してデュアルコアに出来れば、動作の改善が出来るかも知れないという安易な発想でサイトを検索した結果、同型機では無いものの同じシリーズでSempronを使用していたノートパソコンがTurion64X2に換装出来たと言う記事があったので、早速、中古市場も視野に入れて交換用のCPUを探すことからはじめました。
探すと見つかるものですね。AMD Turion64X2をAmazonの出品業者から、中古で購入したので、3千円を切るお値打ち品だったので、程度の良さそうな評価のものを購入しました。
さすがにメール便で来たときは、中身は大丈夫かなと思ったりもしたのですが、最悪、初期不良交換という形を取れば良いかと思いそのまま作業に入りました。
Lavie PC-LL550KG1TのCPU交換作業
まずは、分解ですが、電源を切り、バッテリーパックを外してから、以前に電源ファンの掃除をしたときにヒートシンクまで分解する手順をやった後に、CPUの端にあるネジを180度まわすとロックが解除されてCPUを持ち上げることが出来ます。
古いSempronのCPUを取り外したら、購入したTurion64X2を装着します。装着したら、ロックのネジを逆に回して元のようにロックした状態に戻します。
ヒートシンクに直接接触する部分には、熱伝導をよくするためにグリスを塗っておきます。
後は元通りに組み立てるだけですが、ヒートシンクにほこりが詰まったりしてるようなら、ゴミを取ってファンの部分の掃除も良いと思います。
組み立て終わったら、電源を入れて正常にBIOS上でCPUが変更されてたら、CPUも無事に換装出来てる状態なので、そのままWindowsを起動させてみます。
立ち上がりが今までよりも結構早くなっているようで、ハードディスクの読み込みに時間がかからなくなってました。
切り札のCPU交換も無事に終わり、体感速度が今までの倍ちかくに感じられるぐらい速い処理が出来るようになってます。
何よりもブラウザの表示スピードや長文の入力時に固まりにくくなったことが一番嬉しいですね。
今までは、旧型のパソコンを騙し騙しで使ってた感じがしたのですが、今では自宅以外の運用もストレスが少なくなって、ノートパソコンが快適に使えるようになりました。
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