長年インターネット上で動かす動画技術を支えてきたAdobe社が開発し無料で配布し続けていたFlash Playerが12月末をもってサポートを終了します。四半世紀に渡る長い間、アップデートを繰り返しながら、セキュリティホールによる攻撃とのイタチごっごだったことを思うと開発陣の苦労を察します。
EdgeやChromeを筆頭にHTML5対応ブラウザの普及で、ようやく役割を終えてインターネットの表舞台から消えていこうとしています。FLASH Player上で動作していたコンテンツは、昨日現在でも多数確認していましたので、そのサイトが今後HTML5対応が遅くなるほど競合他社に負けてしまうので、頑張って立て直して欲しいところです。
Adobeと言えば、Photoshopを筆頭にメディア系のトップ企業ですがその価格も一般にはちょっと厳しいものでしたが、最近のクラウドサービスをいち早く取り入れてPhotoshopも含め、月額のサブスクリプションで提供しています。
しかし、マイクロソフトにせよ、Adobeにせよ、世界最王手クラスのサブスクリプションは、年間1万円越えの料金ですね。
クラウド化が進み、HTMLというインターネット用の記述が進化して現在主流となりつつあるHTML5ですが、今までAdobeのFLASHプレーヤーに頼り切っていた部分をブラウザで処理させるようにしたことは、一企業のプログラムに依存しないという意味では非常に有意義な進化だと思います。
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