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今だからわかるWindows Home Server撤退の理由

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スマートフォンやタブレットが個人で使う端末の主流となっている今だからわかるWindows Home Server撤退の理由と言うのを推察してみました。当時はWindows Server2012 Essentialsが後継になると一般的には紹介されていましたね。

確かにWindows Server2012 Essentialsは機能を絞った中小企業向けの格安Serverだったのですが、Windows Home Server2011をバンドルしたAcer RevoCenterが4万以下で購入出来ましたし、パソコン部品と抱合せで購入するDSP版は、1万数千円で購入出来ました。

しかし、Windows Server2012EssentialsはバンドルしたServer機器を考えると10万前後の為、導入費用の負担が増えて、個人でパソコンが趣味程度の人ならWindows PROエディションでファイル共有で済ませてしまう方が良い状況になってしまいました。

Windows Server2012Essentialsを導入する中小企業は、業者のサポートなど予算を使える規模で業務のデータ共有などの運用を考えた会社ぐらいじゃないと使いこなすのは厳しいかも知れませんね。

費用的にも導入スキル的にもServerを気軽に導入するのは、小規模な中小企業や個人事業主にとっては難しい環境ですが、Microsoftは数年後に展開するサービスの為にあえてWindows Home Server撤退をしたのかもしれません。

クラウドにファイルスペースをサブスクリプションとして提供するサービスとMicrosoft Officeを組み合わせたサービス、office365サービス(OEM専用)【現:Microsoft365】による複数パソコンからのOneDriveを利用した1TBのファイルスペースがインターネット上で運用が出来る環境になってきたので個人でServerを用意する必要性も無くなって来ていると判断したのでは無いかと考えています。

この考え方は私見ですが、実際問題としてOneDriveを有料で利用するようになって、Officeも最新版を維持出来るようになりましたし、ファイルの保管スペースも1TB(無料版は5GB)使えるのでパソコン1台のファイルも大半の機種で丸ごとバックアップと複数台パソコンで共有管理出来ています。

Windows Home Server撤退とOneDriveまでわずかの年数しか差が無いので、私見ながら早期のHomeServer開発継続打ち切りは、クラウドを意識しての事だったと推察しています。

※当時は、カスタムPCライフでもHomeServer関連のページを用意していました。現在はリンクを貼っていませんが、Windows Home Serverのカテゴリーで古い記事を管理しています。

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