ちょっと前にEP-804Aの記事を書いてプリンター問題が一度収束したのですが、ヘッド詰まりが酷くなってきたので、お客さんから処分品を引き取っていた年式的にも新しいEpson EP-905Aの廃タンクエラーを修理してみました。
使用している機種よりも新しく、当時の最上位モデルを使えるようにした方が、結果的にも良かったのかも知れません。
Epson EP-905Aの廃インクエラーと言う症状で、電源を入れても画面の廃インクエラー表示で止まってしまうので、一切の操作を受け付けなくなります。
今回は、修理する時間しか取れずに写真を撮りながらと言う余裕が無かったので、分解については参考にしたページを見て頂くとわかるのですが、写真のように簡単に、底面に取り外せるように見えますが、取り外すためのネジを出現させるために複数の部品を外す必要があってうんざりしました。
現在のモデルでは、廃タンクエラーを自分で対応出来るようになっているモデルもあるので、仕事で文書や写真を大量に印刷する予定のある中小企業や自営業の場合、エコタンクで廃インク交換機能のあるモデルをお勧めしています。
Epson EP-905Aの廃タンクを取り出して、中に詰まっているインク吸収パッドを交換するのですが、インクを絞って再度利用しようと試みましたが、ちょっと無理っぽいので代わりにキッチンペーパーを細かく折りたたんで詰め込みました。その際に元々空いていた空間は擬似的に空けてみました。
交換が終わったら、元のパーツを取り付けて組み立てていきます。純正の廃インク吸収パッドじゃないので、どのくらい持つのかは不明ですが、当面は問題なく利用出来ているので、またエラーが出るまで使い続けることにします。
本体側の物理的な問題は解決したのですが、問題は廃タンクエラーの解除です。こちらはインターネットショップで解除キーを1,000円程で販売されている物を購入しました。
こちらは、廃インクエラー解除キーの一覧から、自分の対応機種を探して、購入を行います。
廃インクエラー解除のアプリは、日本語ではないですので、付属の説明書をしっかり読んで自己責任でお願いしますと言う感じですね。
結果は問題なく解除して動作できるようになりました。機械には自信があると言う方以外は、消耗品の問題などもあるので、ダメ元で試したいと言う気がないなら、素直に新製品と買い替えた方が良いと思います。大量印刷して、廃インクエラーになりそうな自営業や中小企業でのご利用なら、エコタンクと廃インクタンクを交換出来る機種が、最近ではリリースされているので、そちらへの機種変更が妥当だと思います。
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