妻の放置していたメールアドレスに毎日届く100通近い迷惑メールを眺めていて、誰にでも簡単に見抜ける迷惑メールに冷静な対処のチェックポイントをいくつか、ご紹介しておこうと思います。
インターネットショッピングやクレジットカード利用を未だに不安視する方のために、騙されない為のチェックポイントですので、しっかりとチェックをお願い致します。
以前の迷惑メールは、ウイルスファイルを添付して、パソコンを攻撃するものが主流でしたが、現在は、個人のログインに必要な情報を盗むためのWEBページに誘導するためのフィッシング詐欺メールや海外製品の広告メールがほとんどです。
この手の迷惑メールは、受信拒否をしようとしていても送信元のメールアドレスを偽装することで、網の目をかいくぐって、受信されてしまいます。
そこで、迷惑メールと正統な送信元からのメールとの決定的な違いについて書いておきます。
迷惑メールの表題
迷惑メールの表題は、受信者を不安にあおるタイトルがついている事が多いです。【重要】、【緊急】、【至急】などの単語が含まれているものは特に疑って下さい。
メールに個人を特定出来る情報が記載されていない
メールの内容にメールアドレス以外に御自身の個人情報を特定する記載はありますか?会員番号や自分の本名をフルネームで記載等、貴方自身を特定出来る情報は記載されているでしょうか。
明らかにおかしな日本語表記
おかしな日本語の表記はありませんか?フリーダイヤルと記載があるのに、0120から始まる電話番号では無い等、日本人なら間違わないおかしな表記がありませんか?
自分のメールアドレスから送られてくる
迷惑メールのブロック機能を回避するべく、受信者のメールアドレスに偽装して送られて来るメール
上記の内容は、実際に私が最近ブロックしているメールで、俗に言うフィッシング詐欺メールと呼ばれる迷惑メールにある特徴です。
ホームページのファイルであるHTMLを転用したメール形式では、ホームページのように「ここをクリック」に飛び先のホームページアドレスを仕込んでおくことが可能ですが、大手メーカーの正規アドレスを記載していても、実際には全く関係の無い詐欺師のホームページに移動させてしまうのです。
大手メーカーのログイン画面そっくりに作ったフォームにログインIDとパスワードを入力させて、大事なログイン情報を悪用しようとするわけです。
銀行等、大事な資産を扱うホームページでは、本人を特定出来るように、手元にある1分ごとに数字が変わるワンタイムパスワードの導入や生体認証で、個人特定を行い、第3者の不正利用を防いでいます。
取引のある大手メーカーからのメールであっても、まずはおかしな内容ではないのか、疑ってみることが、情報漏洩を起こさない予防策だと言う事を忘れないで欲しいです。
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