AmazonがAndroidベースで開発したfire OSで独自に展開しているfireシリーズのタブレットで、2023年モデルとなるAmazon fire HD10の第13代モデルが登場し、Amazonでは既に予約受付が始まっています。
Amazon fire HD10 第13代モデル
アイキャッチ画像を見てご覧の通り、私は、前作のfire HD10 Plusと専用キーボードも購入していたので、今回のモデルもちょっと気になってチェックして見ました。
今回は、上位モデルのfire HD10 Plusが無いですね。
少し前にfire Max11が登場していましたので、ラインナップの差別化が行われたのでしょうね。
Amazon fire HD10 第13代モデルの改善点
厳密には、fire HD10 Plusを使用しているので、fire HD10の第11世代と第13世代の比較は、カタログ値での差異について書いておきます。
fire HD10の第13代モデルは、SoCは、具体的に何を使っているかの情報は確認出来ていませんが、前モデルの2.0GHz×8コアだったのが、8コア (2×2.05GHz、6×2.0GHz)に変更になっています。
公称値で最大25%の性能アップという情報も出ているようですね。
本体重量が、前モデル465gに対して、434gと31g軽量化されていますね。
上の画像は、fire HD10 Plus第11世代のものですが、fire HD10 第11世代のカタログ値とほぼ同等なので、問題ない比較になっていると思います。
バッテリーの稼動時間が13時間になり、1時間延長されています。
カメラはフロントカメラのみ2MPから5MPへと画質が向上していますが、リアカメラは、5MPのままです。
上位モデルのfire Max11同様にスタイラスペンが使えるようになりました。
fire HD10 Plus第11代モデルを使ってる視点で
前モデルで私が購入したのは、上位モデルのfire HD10 Plusですので、メモリ4GBの恩恵で、fire HD10の第13代モデルと比較するのは、本来なら参考にはならないのですが、気になったところもあるので、あえて書いておきます。
私が前モデルでfire HD10 Plusを選択した理由が、メモリを4GB搭載している事だったのですが、それ以外にもワイヤレス充電が出来ると言う点もfire HD10 Plusのメリットでしたが、今回のモデルには、ワイヤレス充電対応が無くなっています。
ワイヤレス充電も普及している規格ではないみたいだったので、廃止なのかもしれないですね。
旧バージョンのfire OSでは、ちょっとした裏技でGoogle Playを入れ込めば、Androidタブレットとして利用している方もいたのですが、昨年の第12世代から導入されたfire OSの新バージョンでは、旧来の手順で導入するプログラムが、受け付けないように変更されていました。
fire HD10 第13代モデルの総評
Amazonコンテンツを利用する人向けに特化した機種となっていますので、fire HD10 第13代モデルを利用するなら、Amazon Prime VideoやKindleと言ったデジタルコンテンツの利用やAlexaやShowモード対応で、Echo Showの代用として使う等Amazonのサービスを利用する人へお勧めしています。
ただ、コストの関係か、価格を据え置いている事から、性能・機能の面から言っても2年前と違い、技適を習得した安価なAndroidタブレットが増えてきているので、純粋にタブレットを考えている人には、微妙なモデルになっているかも知れません。
エンタメ用の再生に利用するなら、フルHDの高画質とDolby Atmosデュアルステレオスピーカーで動画鑑賞には最適に利用出来ると思います。
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Amazon fire HD10の第13代モデル 2023年10月18日発売予定
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