世間では、マイクロソフトの正式発表で長年現役として使われてきたWindowsXPのサポートがいよいよ残すところあと1年あまりで約12年にも及ぶロングランに終止符を打とうとしています。
ユーザーの中には、まだまだ現役でWindowsXPを使い続けているユーザーも多く、我が家でも未だに子供用やサブパソコンとして、XPの端末を使ってる状況ですので、使える限りは使いたいというのが本音ですが、インターネットの事情を考えるとサポート切れになったXPでインターネットに繋ぐのは、とても安全とは言えません。
では、WindowsXP端末に延命のチャンスを考えたとしましょう。確かに来年の4月9日が過ぎた途端にXPが動かなくなると言うわけではありませんし、故障さえしていなければ、使う事自体は大丈夫なのです。
問題は、正規のサポートが切れた上にセキュリティソフトの対応がいつまで受けられるかと言うことだと思います。
怖いのは、ウイルスやスパイウェアなどが対応策をしないサポート終了後に攻撃を仕掛けてきた際、防ぐ手段が無く、結局、新しいWindows8のパソコンを買い替える羽目になってしまうと言う事なのです。
オフラインの端末としてインターネットに繋がないという選択肢は確かにありますが、我が家のようにファイルサーバーを構築し、データは端末で保存していない場合、現実的ではありません。
本日のお題になっているXP端末の延命についてですが、WindowsXPの状態では延命は無理と言う事を先に申し上げておきます。
では、延命できる端末があるというのはどういうことかと言いますと、WindowsVistaがリリースされたとき、まだまだXPが必要というユーザーの買い替え用にVistaで使うスペックの端末にXPをインストールして出荷したパソコンがわずかに存在しています。
我が家にも1台、XPがインストールされていますが、スペックはデュアルコアCPUにメモリが2GB搭載と、Windows7の最低可動条件をクリアしている端末があるのです。
要するに晩年のXP端末なら、ちょっとしたスペックの改修(メモリ増設など)やそのままの状態でも十分にWindows7をのせることが可能で、新しいパソコンを買うよりも低価格で、XP端末をWindows7に換装して延命させることが可能というわけです。
現時点では、Windows7のOSも店舗在庫が残ってる可能性は高いので、今ならまだ延命できる端末があるというワケなのです。
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