BTOパソコンは、受注生産方式のパソコンで、基本構成から、各パーツをカスタマイズ可能な販売形式をとっています。受注生産をする方式なので、パーツの構成変更が、容易に可能です。以前は、タワー型やミニタワー型が主流でしたが、現在では、スリムタイプのディスクトップパソコンやノートパソコンもラインナップに加わり、用途に応じた選択が可能です。
BTOパソコンってどんなもの?
BTOパソコンは、自作パソコン製作が難しいと考えている方に、ある程度のパーツ構成、組み立て、OSをインストールしてもらうまでの課程をメーカーやショップで代行してもらうという考え方をしても良いと思います。
ユーザーは、自分の予算に見合う初期構成のパソコンを選択し、必要に応じて、オプションの追加や部品交換を行って、最終的な価格が決まります。注文時に商品構成を決める選択画面になるので、構成内容を確認しながら、追加する予算も考えて注文する必要があります。
BTOパソコンを知ろう
BTOパソコンで知っておきたいのは、家電量販店で売られているパソコンと違い、ハード構成に比重がかけられていると言う事。つまり、10万円の市販のパソコンとBTOパソコンの10万円では、内容が全く違うと言うことです。
例えば、パソコンで誰もが作った経験のある年賀状、市販のパソコンには、ほとんど付属していますが、BTOパソコンの場合、後から買い足さなくてはいけません。BTOパソコンには、余分なソフトが含まれていないのです。
その代わり、市販のパソコン代金には、ソフト代が含まれてしまいますから、機械の性能的には、安い部品構成になってしまいます。BTOパソコンは、ソフト代金が含まれていない分、同じ金額でも高性能な部品を使えると言うことになります。
BTOパソコンに対応したメーカー
現在では、Dellやレノボ、ヒューレット・パッカード、マウスコンピュータなどBTOパソコンの大手として、ブランドが一般にも知れ渡るようになってきました。
一方で、富士通、SONYといった日本のパソコンメーカーもインターネットでカスタマイズ可能なモデルの販売をしているようです。これらの専用モデルもBTOパソコンとして、扱われています。