自作パソコンとは、パソコンを構成する基本部品をパーツ単位で購入し、組み立てて作るパソコンのことです。
パソコンケースにパソコンの各パーツを組み込んでいくのですが、組み立て自体は、初心者でも簡単で、部品点数の少ないプラモデルを組み立てている感じです。むしろ、部品選びやOSとドライバのインストールで知識が必要になってくるので難しいと感じる方がいらっしゃるかも知れません。
予算や目的に応じて、パーツ単位で商品を選ぶことが出来るので、部分的なパーツ交換や目的に応じた仕様のパソコンを作ることが出来るのが特徴です。ただ、部品や接続端子の規格に関する知識を多少は持っていないと、部品選びで間違えてしまうこともあります。
基本的には、パソコンの頭脳とも呼ぶべきCPUの種類に応じて、対応する基盤マザーボードを中心に各パーツを揃えて組み立てます。
2012年現在では、安価なBTOパソコンが増えている為、部品を厳選すると自作パソコンの方が高くなってしまうという状況ですが、Windows95の時代には、低予算でパソコンを買う為に自作パソコンに挑戦する人も少なくありませんでした。