先日、古くから取引をしてもらってるお得意様で家族経営を行っている会社のお客様から、パソコンが調子悪いと言う連絡を受け、現場で状況を確認したところトラブルでは無く、ただ単に8年ほど前の最低スペックのCeleronを搭載したパソコンで大きな処理をしていたため、劣悪な動作になっていただけでした。
それに加え、通信環境が数世代前の無線ルーターを使っているので、未だにWi-Fi接続が54Mbpsと言う内容で、大容量のデータを取引先から送ってもらってもすぐにデータを取り込めずに固まったようになっていました。
問題となった古いパソコンですがストレージはハードディスクを使用しているので、メモリーが不足しているときにストレージの空き容量で代用する仮想メモリーの場合、アクセス速度等の理由でタイムラグから処理の遅延が起こってしまいます。
メモリーの搭載量が少なくてもまだCPU性能が良いとそこそこ動いているのですが、Celeronでは重たい処理を行うには能力不足の上にメモリー不足による仮想メモリーへの一時退避を行うと処理が止まったように思われても仕方ありません。
元々、Celeronを導入した時点では、メールのやり取りとかしかしないので、低価格で1台用意して欲しいと言われていたのが、いつの間にか製図などにも利用し、初期の用途と変わっていたため、能力不足の非力なパソコンになっていたというものでした。
ひとまず、該当するパソコンでは非力な処理能力では厳しい事を説明し、Celeronよりも高性能なCPUでAMDのRyzen5を搭載したMouse DT6-PPMA-AB Office2019ホーム&ビジネスを注文することになりました。
ついでに通信環境も最新のWi-Fi6環境に対応したBUFFALOの無線ルーター WSR-3200AX4S-WHも同時に注文してネット環境を新しくして行くのもご依頼いただけました。
コメント