古くはWindows95から、Windows10まで実装され続けてきた、Microsoftの純正ブラウザであるInternet Explorerが、2022年6月15日でサポートを終了し、27年の歴史に幕をおろしました。
自社製のブラウザソフトとして、Windowsにバンドルされていたのが、欧州で独占禁止法に引っかたり、重い、バージョンごとにWebのデザインが崩れる、固まる、Internet Explorerでしか対応していない等、色々な問題もありました。
Internet ExplorerとNetEscapeがシェアを競った事で、以降に続く軽快に動くブラウザが、各社からリリースされていったのですよね。
私もWindows95からWindows2000を使っていた途中まで、メインのブラウザとして使用していました。
その後もOperaやFirefoxを経て、現在、愛用中のChromeにたどり着くまでも、Internet Explorerでしか対応していないホームページのためにディスクトップにショートカットだけは、残しておいた時期がありました。
当時は、大手企業ほど、動作を保証する対応ブラウザをInternet Explorerのみに設定してる企業が多かったのです。Chromeですら現在のように対応して当たり前の環境になるまで、数年経っていたと思います。
モバイルとPCへサービスを提供していた企業で、Internet Explorerしか対応できてなかったサービスは、PC版撤退でモバイルのみになったものもあります。
大手企業では、現在ChromeやSafariなど、モバイルでの標準的なブラウザも対応されていますが、Internet Explorerのみだった対応サービスは、現行のMicrosoft ブラウザEdgeのInternet Explorerモードが2029年まで、サポートされるようです。
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