先日からの報道でご存じの方が多いと思いますが、楽天モバイルで、これまで1GBまでなら利用が無料だった0円プランの崩壊、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで1GB無料が廃止と言う記事が楽天モバイルの三木谷社長から発表されました。
既に楽天モバイルのホームページ上でも7月1日から、Rakuten UN-LIMIT Ⅶへ移行すると言う告知が出されており、現行の1GB無料プランは、既存ユーザーが最初の2ヶ月のみ継続出来て、次の2ヶ月を楽天ポイントで補填するという対応に止まるのみです。
私の予想よりはかなり早かったのですが、1GBまでは無料という楽天モバイルの段階的な料金プランとしては、客寄せパンダみたいなものだったので、近い将来すぐ消えるだろうなとは思っていました。
実際問題として、プラチナバンドの取得や今楽天モバイルが一生懸命アピールしている人口カバー率も、自社回線通信圏内と謳っている場所で、パートナー回線や圏外が続出している状況をある程度クリアしてからの移行だと思っていたのです。
確かにパートナー回線であるauへの回線利用料金の負担など、赤字要素を考慮すると無料の範囲でしか使わないユーザーは、いない方が赤字が減るのかも知れないですけど、三木谷社長が発表でぶっちゃけて話すべき内容では無いと思ってしまったのも事実です。
楽天モバイルだけではなく、楽天グループとしても今まで、グループ内で何かしらのサービスを始めるに当たって、他のサービス内容が改悪されるという前例は何度となく見受けられました。
しかもサービス内容は、ライバル会社を意識した二番煎じも散見され、良い結果に繋がらない事も多いような感じです。
大胆な施策も良いですが、破綻するものは長い目で見ればマイナス要素でしかありません。もう少し、堅実な対応をお願いしたいものだと思う今日この頃です。
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