高速通信の新技術がせっかく実践に投入されていますが、モバイル通信の5Gのエリア展開もそうですが、Wi-Fi6を搭載したパソコンやタブレット、スマートフォンもまた普及率100%にほど遠い状況で、日本企業は展開のまずさを感じます。
現在のWi-Fi5の通信速度で、別に不満が無いですね。
Wi-Fi5と通信速度1GBの光インターネットが普及した段階で、Wi-Fi6に移行しなくても実用的な問題が起きてないですからね。
Wi-Fi6を利用すると、現行の光1GBインターネット回線の有線通信速度と同等の速度で、無線LANでも高速通信を利用することが出来るようになるので、ひとまずWi-Fi6での通信環境を構築していくのは、有りだと思っています。
Wi-Fi6も従来の5GHzだけでなく、野外でも法的に対応している6GHzの通信仕様として、Wi-Fi6Eも登場し、規格だけがどんどん先行されているように感じます。
せっかくWi-Fi6を搭載している無線ルーターでもWAN側の有線口が最大1GHzの通信速度しかなかったりして、回線の最大速度10GBのプランに加入しても、条件を満たさない無線ルーターを使用していては、Wi-Fi6の端末普及の足かせになっているかも知れません。
日本の製品は、規格だけが先行してもなかなか、搭載製品の普及に繋がらないようです。
5Gの通信エリアは、5Gサービス開始から何年もかかっているにもかかわらず、未だに一部エリアしか使えない現状を見ても、Wi-Fi6規格搭載している機器が、ハイエンドモデルの一部にとどまっているのも頷けます。
正直に言うとWi-Fi5の機器とWi-Fi6の機器でそれ程価格差が無いのに、一部の高級志向のモデルにしか搭載しないのはどうなのでしょうか。
海外製のモデルは、低価格のタブレットなどでもWi-Fi6を搭載しているので、ラインナップの展開を考え直すことで、普及も早まると思うのですけどね。