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Windows8とタッチパネル

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私は、パソコンのサポートを仕事としてやっている手前、提携先の電気屋さんがフェアを開催する時に応援という形で、店頭に立ってパソコンの商品説明をするのですが、Windows8の登場で、必ず質問を受けるようになった事があります。

それは、店頭に飾ってあるデモ機の画面を触って反応せずに不思議そうに「触っても動かないんですが」と言う質問です。

次は3月のフェアなので、それまでに事態が変わっているとは思いませんが、まだまだWindows8とタッチパネルの関係が、うまく理解されていない感じです。

タッチパネルというもの自体は、すでにかなり昔からいろんなところで活躍しているのは、日常生活でおなじみですよね。銀行のATM、セルフスタンドの釣銭機、鉄道の切符販売機等々…

普段は、何気なく使っている機械ですが、タッチパネルの操作画面をメンテナンスで落とすと再起動時に表示されるのは古いWindowsのロゴだったりします。

私が夜勤でお世話になっているガソリンスタンドは、事務所内にあるホストが未だにWindows2000ですが、操作はタッチパネルです。

タッチパネルは、タッチパネル対応のモニターで、古いWindowsで動かすためのドライバーさえ提供されていれば、普通に動くんですよね。

では、何故Windows8になって、世間が誤解をするほどにタッチパネルが強調されるようになったのでしょうか?

理由は簡単です。世間では、iPhoneを筆頭にしたスマートフォンや大型のタブレット端末が一般的になり、それまではマウスやキーボードが入力デバイスの中心だったWindowsもモバイルの分野でシェアを獲得するべく、WindowsフォンのOSと連動するようにタッチ操作のインターフェイスが使いやすくなる構造にしたからです。

しかし、弊害として従来のWindowsが基本的にしていた部分を変えてしまい、ユーザーからの評価が下がっていると言うことをよく聞きます。

確かに革新は必要ですが、そのために基本を崩してしまい、本末転倒になってしまっているのが、ちょっと残念な結果になってる気がします。

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