シニアのお客様からのご依頼で、新品のパソコンを探していたのですが、条件を満たす低スペックのWindows11に128GBのSSDは、容量が不足になるのでは無いかと言う疑問が生まれたので、ちょっと考察してみました。
ネットサーフィンを主に使うパソコンを、安価で探して欲しいと言う依頼だったので、画像の取り込みや動画、音楽データを大量に扱わないと言うお客様の要望を前提とした条件で検証しています。
我が家で、以前ジャンク再生でご紹介したちょっと使いの富士通2in1ノートパソコンSTYLISTIC Q702/G(2in1モデルを使ってみた参照)の状況を確認して、参考データを掲載してみました。
50GBしか使ってないみたいだし、128GBでも半分以上空きがあれば、普通に使っていて大丈夫な気もしますけど
問題はパソコンの使い方なのですよね。昔のようにデジカメで撮影した画像や動画をパソコンに直接取り込むという使い方をしていると、容量に余裕がなくなり、システムの構造上、動作に影響したり、容量不足になると思います。
スマートフォンのようにクラウドやSDカードという別領域の保存を考慮した使い方が必要になると思います。
富士通2in1ノートパソコンSTYLISTIC Q702/Gは、ジャンク再生する時に、SSD256GBにWindows10 PROエディションをインストールした端末ですが、Windows以外には、Microsoft365使用端末としてOfficeと、日本語入力ソフトATOKをインストールした以外は、パソコンソフトを組み込んでいません。
上記画像をご覧のように、使用領域が50GB以下になっているので、富士通2in1ノートパソコンSTYLISTIC Q702/Gなら、128GBのSSDでも十分に運用出来ると思われます。
ただ、今このBlog記事を入力している仕事に使っているパソコンの場合は、Blogに使う画像の関係もあり、128GBを超える使用領域になっていますので、実際に用途をしっかり確認しておかないと購入後に動きが悪くなると言うケースもありえるのです。
Windowsの場合、使用しているメモリーが少ないと、SSDやHDDと言ったストレージの空き容量を仮想メモリーとして利用したりしますので、利用出来る領域の30%は、データを入れない方が良いと言われています。
現在のWindowsでは、4GBメモリーでは、システム利用分だけで領域を圧迫してしまいますので、普通に動かしたいならメモリー8GBとなってしまいます。
しかし、現在の安価なパソコン市場では未だに4GBしか搭載していないモデルが多い状況ですので、購入時に8GB搭載モデルを検討するか、SSDの領域に余裕を持たせた方が良いと思うのです。(私は前者推奨です)
ネットサーフィンしかしない状況であれば、安価なパソコンとして下記のような4万を切るモデルでも利用出来ると思いますが、画像や映像、大容量の仕事資料等を取り扱うのであれば、256GB以上の大きな容量を搭載したモデルにすべきだと思います。
コメント