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データのバックアップは確実に

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クラウドサービスの普及により、同じアカウントで利用する複数の端末でのデータ共有が当たり前になっているので、あまりバックステップを意識してやっていないのですが、パソコン1台でアカウントの連携やクラウドの利用をされていないなら、データのバックアップは確実に行いましょう。

そのためには普段利用している内容のデータが何処に保存されていてどの項目を保存しているのかと言う理解が必要ですね。

先日対応したお客様のパソコンで、御自身が付けたタイトルのファイルだけを保存してコピーを作っていたのですが、アプリケーションを使う時に形成されるデータが収納されているフォルダをバックアップしていなかったと言う事例がありました。

過って消去されてしまったデータファイルは、データ復元ソフトを購入して、以前の状態に戻せなければ、諦めるしかありません。

最近ではMicrosoftやGoogleを筆頭にアカウントを利用したクラウドバックアップサービスを利用すれば、データや設定をバックアップ出来るだけで無く、複数の端末を同一アカウントでログインすれば、新しい端末へのデータや設定の引き継ぎも容易になりました。

私のお客様のようにクラウドの同期はパソコン1台しか所持していない年配の方にとっては、関心が薄く率先して内容を覚えていこうと言うところまで行かないようです。

10代の頃とは違い、シニア世代になってくると新しい事を受け入れにくくなってしまうのは、私も感じるところはありますが、パソコンを取り巻く環境もWindows95が世に出回り、家庭にパソコンが浸透し始めた頃と現在ではやってることが違いすぎます。

何時までも古い感覚で使っていては、無駄な時間ばかり使ってしまい、いずれ使えなくなってしまいます。

年賀状作成ソフトなどの一例では、沢山の住所録や今まで作ってきた裏面のデータなどをワンボタンでバックアップ出来るものもあります。

何のデータが消えたら困るのか、一度パソコンで使っているデータ全体を見て無くなると困るものは、小まめにバックアップを取ることをお勧めします。

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