最近、SIMフリーのスマートフォン絡みで、レビュー動画などを見てると、技適マークという言葉をよく耳にします。海外でしか売られていない輸入品の中には、日本の電波法に沿った審査を受けていない(つまり技適マークが無い)製品が実際に存在しています。
海外ブランドの製品でも日本で販売を前提であれば、OSの日本語対応はもちろんのこと、電波法に基づいた技適マークが付いていないと販売することは違法行為になってしまうのです。
○で囲んだ部分のマークが技適マークです。技適マークが付いてない機器を使用しての無線通信は違法行為になるので、市販されている無線LAN対応機器は、技適マークをメーカー側で取得して法的な問題はクリアしているのですが、個人で無線に関する部品を違うものにしてしまった場合、技適マークの適合が無くなってしまいます。
例えば、古いタイプの無線LANしか搭載していないノートパソコンの内蔵無線LANカードをWi-Fi6のものに交換する場合、新しく交換する無線LANカード自体に技適マークが無い場合、技適マークの有効性が無くなるので、交換出来ないと言う事になります。
総務省のホームページに「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」と言うぺーじがありますので、無線LANなどの機器の型番を入力して検索するとその機種が登録されているかどうかがわかります。
海外製品や個人が自作した無線LANカード搭載機の場合は、該当するカードが認定を受けているかどうか、調べてから利用することをお勧めします。
海外製ですが大手のIntel製品だったので、Wi-Fi 6E AX210 AX210NGWは、ちゃんと認定を受けていました。安心して利用出来ますね。
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