ワイヤレスマウスは、かなりのバリエーションがあり、ワイヤレスの形態もUSB端子を使った赤外線通信やBluetoothでやり取りする方式がありますが、種類はそれだけでは無く、操作する動きをトレースするセンサーの種類も数種類あるのは、知らない方もいるかもしれません。
センサーの種類によって、動きをトレースして認識するのがスムーズにいく材質と誤動作をする材質があります。正しい理解で選ぶ必要があります。
センサーの種類
ツヤツヤの机 | ガラス (不透明) |
真っ白な机 | 布 | 分解能の高さ | |
光学式 (赤色LED) |
× | × | × | ○ | △ |
レーザー | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ |
ブルーLED | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
IRセンサー | △ | △ | △ | ○ | ○ |
マウスのトラックボールがセンサーに変わり始めた古い時期から採用されていた光学式センサー(赤色LED)は、かなりトラッキング出来る条件があるので、マウスパッドなどを併用し、センサーのトレースを確実に行える環境を用意する必要があります。
レーザー式は、高精度、高感度、高解像度でトレースの精度が向上しているので、デザイン系の操作でも信頼性が向上します。ブルーLEDは、光学式やレーザー式よりもトレース出来る場所を選ばないので、現在の主流になりつつあります。
IRセンサー式は波長の長い赤外線LEDを使用してセンサー駆動電圧を下げて省電力化したことによる電池節約で、電池交換無しで1年以上の長期使用が可能になっています。(使用頻度や操作状況によって変動します。)
マウスはパソコンには欠かせない入力デバイスとなっていますので、技術改善による性能向上は歓迎すべき内容です。特に精度や操作性の向上はこれからも歓迎される周辺機器だと思います。
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