楽天モバイルが、現在の料金プランを発表した頃にリリースされた楽天モバイルの自社ブランド製品である楽天 Wi-Fi PocketをプリペイドSIMで使ってみた実験結果を書いてみます。
使用量が無制限に至るまで、1ヶ月の通信量で料金を変動させる可変料金プランを採用した楽天モバイルですが、必然的にモバイルルーターへの使用も考えられることから、自社ブランドでリリースしたモバイルルーターが楽天 Wi-Fi Pocketです。
楽天モバイルの回線で、モバイルルーターの利用というとパートナー回線を拾わずに楽天の自社回線band3のみで使う方法ばかりを考えがちですが、真逆の発想で、band3のみで使えるモバイルルーターに楽天モバイルのSIMを移行して余剰となった楽天 Wi-Fi Pocketに楽天モバイル以外のSIMを使うと言う考え方です。
今回の検証に使ったのは、Nippon SIM 180日のプランからDocomoのMVNO回線で使用できるものを設定しています。
楽天 Wi-Fi PocketにNippon SIMをセットして電源を入れ、スマートフォンやノートパソコンとWi-Fi接続して、ブラウザを開くと、http://192.168.0.1で管理画面を開きます。
中央のネットワーク設定→接続設定をクリックして、接続を手動に切り替え、APN設定でNippon SIMの情報を追加します。そこまで終わったら、楽天 Wi-Fi Pocketを再起動します。
無事に4Gの表示が出たのですが、ここで問題が発生!アンテナのところにOFFの表示が出ており、再度、管理画面を開くと左側の接続がOFFになっていたので、ONに切り替えて、確認すると無事に開通していました。
液晶の画面が粗いので、とりあえず写した画像もわかりにくいですが、アンテナ部分にOFFが表示されています。上記管理画面の画像で、左側の接続がOFFになっているのを電源を入れる度に、手動でONにする必要があるのです。
楽天 Wi-Fi Pocketは、SIMフリーのbandをきちんと網羅していて、他のキャリアのようにbandを開放していない見せかけだけのSIMフリーとは違うと思っていたのですが、まさか設定でデフォルトの楽天モバイル以外は、自動接続しない仕様にしてあるとは…
結局、どこのキャリアも似たりよったりだったとがっかりしてしまいました。
とはいえ、めんどくさいながらも管理画面で、通信に使用しtギガ数をプリペイドSIMの使えるギガ数に設定できるので、あとどのくらい使えるという目安にはもってこいなのですよね。
コメント