2in1モデルのジャンクパソコン富士通STYLISTIC Q702/Gを再生して使うようになって、初めて知った事にスタイラスペンが電池駆動する機械式だったという事です。当初は、ボールペンの頭に付いているゴム製のタッチペンと同等のものと誤解してました。
実際に使用してみるとタッチパネルに対応した棒状のマウスとでも言うべき存在でした。そう、このスタイラスペンとは、電池駆動の周辺機器だったのです。
乾電池の規格
しかもその電池は、俗に単6と呼ばれている電池だったのですが、日本の電池工業会の公式サイトによると以下のような規格になっているようです。
サイズ(高さ×直径)mm | 国際規格&JIS規格 | 日本の呼び方 | 米国の呼び方 |
---|---|---|---|
61.5mm×34.2mm | R20 | 単一形 | D |
50.0mm×26.2mm | R14 | 単二形 | C |
50.5mm×14.5mm | R6 | 単三形 | AA |
44.5mm×10.5mm | R03 | 単四形 | AAA |
30.2mm×12.0mm | R1 | 単五形 | N |
公式な日本の規格に単六と言う電池は存在しません。では一体単六電池とはなんなのでしょうか。その正体は、米国の呼び方でAAAA電池です。
スタイラスペンがAAAA電池を採用する理由
私が使っているスタイラスペンは、日本製のパソコンメーカーのものですが、使用する電池は、日本の規格外であるAAAA電池が採用されています。
細長いペンの先端部分は制御用の回路が入ってますので、電池はどうしてもペンのお尻の方になりますが、細長い電池と言えば単四電池になります。しかし、単四電池ではお尻の方に入れるとその重さでスライラスペンの重心が後ろにいってしまうのと直径が太すぎて、ペンの握り具合が悪くなってしまいます。
電池容量が少なく、長持ちしないという欠点はありますが、直径や重さを加味するとAAAA電池が丁度良いサイズと言う事になります。
最近は、楽天市場やヤフーショッピング、Amazon等大手ネットショッピングで入手も容易になっているので、利用しやすいのも理由になっているようです。
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