以前から気になっていたメーカーBlackviewだったので、たまたま目に付いたクーポン値引きを利用して¥12,900だったので購入しましたが、8インチクラスのタブレットでRAMとROMの値が大きく、技適認定をしっかり取って商品展開しているのが決め手になって、購入に至りました。
Blackview Tab60 Android13
1万円台のタブレットって最近、よく見かけますよね。
Blackviewは、数年前から技適を取って、正規の日本市場に乗り込んできた中国メーカーだったので、少し注目していました。
安心の技適マーク取得
箱の裏面を見ると左下にしっかりと技適マーク認定(認定番号:210-205565)しているとこが記載されています。
つまり、日本で合法的にWi-FiやBluetooth、4G(LTE)回線の利用が認められている通信機器という位置づけになりますね。
同梱物
タブレット Tab60の同梱物は、各国の言語で記載された説明書(日本語にも対応)、SIMピン、10Wの充電器、USB Type-A⇔Type-C2.0充電ケーブルです。
同梱している付属品は、一般的なものですね。
日本メーカーのスマートフォンに充電器セットが入って無い値段と考えると、かなり本体のコスト低いですよね。
Blackview Tab60の外観
画面サイズが6.68インチと中途半端なのですが、縦向きにすると幅は同じなのですが、高さは通常の8インチより少し高くになるのです。
カラーはグレーしかなかったのですが、外観は質感も高く、端の方が湾曲にエッジがかかった感じです。
そのカーブで、端だけ厚みが少し薄くなる分、上側にあるイヤフォンジャックの部分だけちょっと突起がでているのが、少し気になりました。
外観も満足してるけど、ステレオスピーカーってのも良いですよね。
スピーカーは、横向きにしたら、ちょうどステレオ音声になるように左右に1つずつ付いています。
縦向きにして右側上部に電源ボタンと音量ボタンが配置されていて、逆に左側がSIMスロットになっています。
SIMフリー対応
説明書にも書いてありましたが、物理SIMのデュアルSIM対応機種で鉄板のサブSIM側は、SDカードとの共用になっています。
まぁスマートフォンと同様に通話も出来る電話アプリも実装していますが、タブレットなので、Wi-Fi環境下でなくても、外で使えるだけで十分なので、サブスロットはSDカードが最適解と思います。
楽天モバイルのSIMで、実際の動作を確認してみましたが、差し込むだけで楽天モバイルと認識して、初期設定も手動でする必要がありませんでした。
SIMに関する追記
SIMの件ですが、Wi-Fiの繋がっている環境で、バンド3が対応している楽天モバイルのSIMを挿し、アンテナが立っていたので実際にブラウザを開くなどの動作確認をせずに繋がっていると誤認していたことが判明しました。
楽天モバイル
後日、再度楽天モバイルSIMを挿して、Wi-Fiの無い環境下で使用したところ通信出来ない状況でしたので、手動で、APN設定を行ったところ、今度は無事に楽天モバイルの大きなスマートフォン(笑)として、使える事を確認しました。
楽天モバイルはバンド3のみですが、繋がりにくいところではau回線のサポートがあるので、バンド1でもいけるおかげかバンド1だけのauよりも使いやすいかも知れません。
楽天Linkのアプリを入れれば、無料通話も可能な8インチオーバーの特大スマートフォンとして普通に使えました。
結論:デフォルトで表示されるRakutenと言うAPNの設定は、間違ったAPN情報である可能性が高いと思われます。
手動でAPN設定をする際のAPN情報は、楽天モバイルユーザーなら最初の冊子に書いてあるので参照してくださいね。記載項目以外は、未入力で問題なしです。
Y!mobile
SIMを挿すと普通に認識して、通話・通信共に8インチオーバーの特大スマートフォンとして普通に使えましたが、SoftBankのサブブランドだけあってSoftBankのスマートフォンをそのまま普通に運用出来ている実績から、SoftBankでも同様に使用出来ると予想されます。
バンド1、3そしてプラチナバンドのバンド8にも対応しているので、安心です。
※私がSoftBankからY!mobileに移行する時点で、SoftBank時代はeSIM利用だったので検証してません
POVO
バンド1が使用出来るので、楽天モバイルと同じくプラチナバンドが利用出来ませんが、通信環境が良ければ使用出来ますが、バンド1だけしか利用出来ないので通信が不安定になる事があります。
但し、BlackviewのVoLTE仕様ですが、au系独自の仕様であるau VoLTE非対応みたいなので、POVOの通話が繋がりませんでした。
Blackview Tab60のスペック
初期価格で考えても¥15,900(2024年1月現在Blackview楽天市場店価格:\16,900)なので、価格的な事を考えても私が今使っている8インチのNEC TE-708KASが当時、実売価格¥28,000ぐらいだったので、2台分だったのを考えるとば、TE-708KASぐらいあれば良いなと言う程度だったのです。
実際は、AnTuTuベンチマークを測定した結果、 TE-708KASのスコアが、10万越えぐらいだったのにBlackview Tab60は、倍以上で21万9千のスコアが出ていますね。
メモリも物理メモリ6GBの時点で、TE-708KASより2GB程、多いRAMを搭載してるのに、拡張RAMも6GBまで設定出来るので、TE-708KASの完全敗北になると思います。
ROMも128GB搭載されており、性能的には、価格を考えてもかなりお買い得感がある商品だと思います。
TE-708KASはフルHDだったのですが、Tab60では1340×800と画質的に1ランク下がってしまったのは、残念でした。
画面も発色が、今ひとつで、SHARPのIGZO液晶を見慣れていると薄く色抜けしている感じがしますが、ブラウザ閲覧とか電子書籍を読む程度なら、動作レスポンスが良いので、あまり気にしないで良いかもです。
商品詳細 | |
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メーカー | Blackview |
型番 | Tab60 |
OS | Android13 |
CPU | T606 |
RAM容量 | 6GB+6GB拡張 |
ROM容量 | 128GB+最大1TB microSDカード拡張 |
液晶サイズ | 8.68インチ |
解像度 | 1340*800 |
カメラ | 8MP+5MP |
スピーカー | 2つ |
無線 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリー | 6050mAh |
SIM | 2G:GSM:B2/B3/B5/B8 3G:WCDMA:B1/B8 4G:FDD:B1/B3/B7/B8/B20 TDD: B40 |
接続端子 | USB Type-C |
サイズ | 211.7*124.4*8.4mm |
重さ | 338g |
バッテリー体積エネルギー容量不足400Wh/L |
総評
今回の購入に後押しされたのが、3000円分の割引チケットでの値引きでしたが、実際に使って見るとチケット無しの金額でも買いだったと思えるタブレットでした。
フルHDの高画質に越したことは無いですけど、8.68インチのサイズでは、Tab60の画質でもこだわらなければ、特に問題は無い画質だと思います。
Blackviewは一般的にまだ浸透していないメーカーなので、不安視する方もいらっしゃるかもしれませんが、NECのタブレットが、LenovoのOEM品と言う事を考慮すれば、価格的に安く、サクサク動作するタブレットというのは、買う価値があると思います。
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