ほんとにパソコンのハードは、低スペックならかなり安価な価格帯でも買えるようになってきましたが、Windowsのシステムをソフトだけで買おうと思うと1万円以上することを考えるとOSを入れてないハードがこの価格であっても不思議は無いですよね。
SOHOや個人経営者、中小企業などで格安にファイルサーバーを導入するなら、今回紹介する富士通 PRIMERGY TX100 S3 OSレスタイプ PYT10PZD2Xは、OS無しとは言え、1万円台で入手出来るのでちょっとしたポケットマネーでも購入することが出来ますし、DSPのWindows Home Server2011を導入するなら、管理するファイルの容量にもよりますが、5万も出せば、個人事業で使うファイルの管理ぐらいは出来る仕様に出来そうです。
ココで注目したいのが、このサーバーが低スペック故の低価格であり、OSはコチラで用意すると言う部分です。
実は、今回紹介したモデルには、富士通 PRIMERGY TX100 S3 (PYT103T3SD OSレス + RAID1 250GB×2 )というHDDを2基搭載してRAID1でミラーリングまで出来る上位バージョンがあるんですが、今回紹介したのはシングルHDDのタイプで、もう1台HDDを追加しないと上位バージョンと同じ仕様になりません。
業務用途に使うファイルサーバーとしてなら、データのバックアップを考え、ミラーリングに対応しているHDDが2基のタイプがおすすめなのですが、Windows8を積んで普通にパソコンとしても使えるなら、シングルでも十分とか思ってしまいました。
しかし、サーバー仕様なので、パソコンとして使うには買い足さないといけないパーツも出てくるのですが、注目したのがメモリの最大搭載量が8GB×4で32GBまで増やせるという部分とHDが最大12TBまで使えるという部分。
格安だけあって初期は、HDD250GBですし、メモリも2GBしか積んでませんが、メモリはスロットが3つ空いているので、最低でも4GBにしておけば、パソコンとして動かすにはいけます。HDDも動画や音楽を扱わないなら十分に対応出来る容量です。
しかし、サーバー仕様なのでさすがに音声の機能がありませんし、ビデオのメモリも少なくて貧弱です。ビデオボードは、メモリ1GB搭載で安いのを探せば、4,000円前後ぐらいですし、音声カードも安くて数千円レベルです。
入門用のカスタムパソコンを作る素材として最適かもしれません。また、セカンドパソコンや家族用のパソコンとしても活用の幅は広がるおすすめのアイテムです。
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