前モデルとほぼ同じスペックと言われるfire HD10のメモリーを4GBにした上位機種で、発売後わずかな時間でAmazonプライムデーでの販売価格が30%off(¥6,000) の¥12,980だったので、衝動買いした第11世代Amazon fire HD 10 Plusの使用レビューです。
実は、一度買いかけて返品して以降、Amazonのfire HD10シリーズは、使いたいアプリが使えないと言う理由で購入していなかったので、当たり前に使うのは初めてになります。
ひとまず、前置きはそれくらいにして早速開封してみましょうよ(笑)
では早速、Amazonプライムデーで購入した 第11世代Amazon fire HD 10 Plusを開封しましょう。
中には本体の他に各国言語の説明書と充電器及び充電ケーブルが付いています。充電ケーブルはUSBのTypeA→TypeC2.0規格のものです。
Amazon製のデバイスなので、これだけ価格を抑えていながらも充電器と充電ケーブルを同梱させているのはタブレットというデバイスで利益を求めず、Kindleのようなタブレットで提供されているコンテンツ経由の利益を見越しての事ですね。
タブレット本体
前モデルである2019年発売の第9世代fire HD10と同じMediaTek MT8183(8コア)プロセッサーを搭載して前モデルとほぼ同等と言われていますが、Plusはメモリーを4GB実装しており、動きに余裕がある感じです。
昨年購入したNECタブレットTE708/KASのCPU MediaTek Helio P22T 2.3GHz(8コア)のベンチマークのマルチコアが863なのに対してMediaTek MT8183(8コア)プロセッサーは1430と倍に近いスコアで同じく4GBのメモリーを搭載しているTE708/KASよりかなり動作が軽快です。
前モデルからカメラの位置が縦位置から横位置に変更になり、別売の専用キーボードを使って2in1モデルのPCのような使い方を意識したマイナーチェンジが行われています。
Plusの2機種(8と10)はワイヤレス充電にも対応、充電中にハンズフリーのアレクサを利用も対応しています。
縦置きの上部分に電源ボタンと音量ボタンを配置でAndroidの名残を感じてしまいます。ミニジャックのヘッドフォン端子もあり、ヘッドフォンを使う方には嬉しい仕様となっています。
Dolby Atmosによるデュアルスピーカーですが、音質はそこそこなので過度の期待をしないようにしておいた方が良いと思います。
重さは463gで8インチのNEC PC-TE708/KASが311g程だったのですが、画面のサイズ差を考えるとそこそこ軽いかなという感じですね。Windowsの11.6インチタブレットに比べたら軽いです。
値段が値段なので、指紋認証や顔認証は付いてないのですが、最近モバイル系の端末で付いてるのばかりなので、逆に違和感を感じてしまいますね。
fire OS
ベースがAndroidなので、操作で困ったと言う事はほぼありません。ただ、Google関連の音声入力やMapやドキュメントなどアプリから呼び出せないのがちょっと辛いですね。Amazonのコンテンツ向けと割り切ってPrime動画やKindleなど利用しているサービスを快適に使うための端末と割り切った方が良さそうです。
他社でAmazonのアプリストアから使えるアプリでもATOKのようにサブスクリプション版に対応しておらず、有料で¥1,720と言う価格を考慮するとサブスクリプション版のATOK Passportにも対応してほしいものです。
GoogleのOSがベースなのだからもう少し、Googleとも連携して上手くやってもらいたいのですけどね。
総評
Google Playを導入する手順がネットで情報流れていますが、正規の用途から脱線するので、今のところ導入する予定はありません。
あくまでもKindleやPrime Video、インターネットでちょっとした検索などに使っていく予定ですが、ExcelやWordのちょっとした確認や手直しぐらいなら、Amazon fire HD 10 Plusで十分だと思います。
コメント