パソコンソフトには、通常購入する方用の通常版と、すでに、ソフトの旧バージョンをお持ちの方用にバージョンアップ版というのが存在します。
バージョンアップ版は、愛用者の方の為に用意された優待販売用なので、かなりの値引き価格で購入できるのですが、ここで意外な落とし穴があります。
バージョンアップ版のプログラムの中に旧バージョンの検出をする機能がついているメーカーの製品は、旧製品のインストール状態で上書きするか、旧バージョンのCDを、途中で読まないと使えないということになります。
旧製品の検知機能が付いたバージョンアップ版の場合、パソコンに最初からインストールされている製品(バンドル版)のバージョンアップで、気をつけないといけないのが、ソフトのバージョンアップを行う場合、旧ソフトの入った同じパソコンにしかインストール出来ない場合もあると言うことです。
パソコンを買い換えた場合、バージョンアップ版のソフトだけでは、インストール出来ませんので、手持ちのバージョンアップ版よりも新しいバージョンのソフトが出回っていたら、もう一度バージョンアップする必要があります。
パソコンが変わっても利用し続けたいソフトがある場合、パソコンに最初から入っているバンドル版の場合、2回以上のアップデート版を導入するまで使うか、そのパソコン限りの1世代商品と割り切って、一度起点となる通常版を購入してパソコンが変わっても関係無くバージョンアップ出来る環境を作る
この時点で、2つのバージョンのバージョンアップ用ソフトが手元にあれば、新しい方をインストールして、古い方を旧バージョンの認識用として使用すれば、使用中のソフトが入っていない新しいパソコンにも使うことが出来ます。
ユーザー登録の推奨
旧製品の検知機能を持たないバージョンアップ版を作っているメーカーの場合、ユーザー登録している方にしか、アップグレード版の販売を行わないメーカーが多く、製品版と同じプログラムを提供する為、ユーザー登録さえしていれば、いつでもアップグレード版の購入で対応できるケースも多いです。
この場合ですと、バージョンアップ版のソフトだけで新しいパソコンへのインストールが出来るので、パソコンの買い替えなどで、使い慣れたソフトが使えます。
メーカーによってはユーザー登録していないと、ソフトの修正プログラムや追加プログラムを取り込めない場合もあるのでユーザー登録はやっておきましょう。
うまく活用すれば、新しいパソコンの買い換えは、ソフトが大量に入ったメーカー製のパソコンではなく、格安で売られているWindowsしか入っていないBTO系のパソコンで安く買い換えることも可能になってくるわけです。
バージョンアップ版の仕組みを利用して、賢くなれたソフトを長く使っていきましょう。
サブスクリプションを利用する
近年、クラウドが普及し、MicrosoftやAdobeなどのアプリケーションを発売している大手メーカーを中心に、月額利用料金を払って月単位で料金を払っている期間だけ使う事が出来るサブスクリプションで常に最新版のソフトが使える方式も浸透しつつあります。
おなじみのExcelやWordなどOffice製品もMicrosoft365として、月額1,284円でサブスクリプションを利用出来ます。
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