Windows Home Server2011を導入するにあたって、普通のパソコンと違い、家電量販店で買うというわけにはいかないと思います。また、どのような形態で販売されているかも含め、3通りの購入パターンをご紹介します。
どちらの場合も、パソコン専門店や大手ネット通販を利用することがお勧めです。
導入済みの製品を買う
Microsoftが公式で運営しているホームページを見るとWindows Home Server2011の導入済み製品が紹介されています。マイクロソフトにしてみれば、一般ユーザーがWindows Home Server2011を一番簡単に導入する手段だと思われるからだと思います。
一見、NAS(ネットワーク型のハードディスク)のような製品ですが、サーバー型のコンピュータ仕様となっていて、現行のNetbookに近い部品構成とスペックになっています。
購入して、説明書を見ながら、LANの接続と簡単な初期設定をすれば、すぐに使えるようになるので、純粋にホームサーバーの導入だけを考えるなら、Windows Home Server2011導入済み製品を購入するのが無難です。
ソフトとサーバーを自分で用意する
Windows Home Server2011のOSソフトは、かなり低価格で提供されていますので、格安のサーバー製品と組み合わせれば、かなり安く入手出来ます。極論を言えば、安いBTOパソコンをOS無しで購入しても構築は可能ですが、複数のハードディスク運用に備えてタワー型をお勧めします。
ソフトは自力でインストールする必要がありますが、低予算でWindows Home Server2011導入を検討するなら、この組み合わせが一番安くてお得だと思います。但し、ハードディスクの容量を大きくしようとすれば、バックアップ用のハードディスクと2つ合わせて、それなりの出費は必要です。
自作サーバーを作って運用する
サーバーを高性能にするのに部品を自分で組み合わせ、自作パソコンと同じ要領で、サーバーを構築する方法です。
Windows Home Server2011のインストールももちろんですが、パーツの組み立ても必要になります。お金を気にしなければ、ハイスペックなサーバーも構築可能ですが、製品の性質上、複数のハードディスクを運用する方が良いので、タワー型のケースを使った方が、後々まで活用出来ると思います。
気をつけたいのは、サーバーに適したパーツ構成を考えて、複数のハードディスクを用意しておく方が、導入後の運用が楽になります。