ジャンク品のパソコンをベースに、欠損した部分に搭載可能な部品と交換し、カスタマイズしてオリジナルな仕様のパソコンを作りましょう。
ベースとなるジャンクパソコンから、搭載可能な部品の条件などもしっかりチェックして、正常稼動品への再生と部品交換による延命改造を行えば、現行モデルに近いスペックに仕上げることも可能です。
最近は、物理的に壊れているだけで無く、ストレージ(ハードディスクやSSD等データを書き込む部品)だけを処分したパソコンをジャンクパソコンとして、扱う事もあるんですよ
ジャンクパソコンの基礎知識
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ジャンクパソコンの入手方法
ジャンクパソコンは一般的に処分されてもおかしくない状態のものが多いので、通常の中古パソコンを取り扱うショップと言うだけでは、入手出来ない事がほとんどです。
- 1,オークションサイトを利用して探す
- 2,中古パソコンを取り扱っているショップのジャンクコーナーで探す
- 3,ジャンク品を専売している業者から買う
2のショップに関しては、ネットショップだけでなく、大手中古店の実店舗においてもジャンク品を扱っていますので、実際にどうゆう状態で売られているか確かめてみるのも良いでしょう。
3の業者は、法人向けモデルのリース落ちなどに伴う大量処分から同一モデルが大量に入手出来る可能性も有りますので、不具合のある端末を部品取りとして、2個1で購入の方が安上がりの場合もあります。
ジャンクパソコン専売のショップ
ジャンクパソコン購入の注意点
ジャンクパソコンの購入は、購入自体が無駄になるハズレ品もあり、ケーブルが抜けているだけで繋いで電源入れると正常起動する当たり品もあります。どういう症状でいくらまで出せるかと言う落とし所を自分でしっかり持って購入しなければ、失敗してしまいます。
そしてジャンク品の基本はノークレームノーリターンです。個人のオークションなどは何処が壊れたからと明確に説明されていたりするので、ジャンクでも自分の力量で正常品として復活させられるなら、入札も有りです。
世代によって部品の適合する端子の形状や取付スペースの食い違いによる理由により、部品を新しいものと交換出来ないケースもあるので気をつけましょう。
一部に変換アダプターなども存在しますが、取付場所の形状に合わず、使えない部品を買ってしまうこともあります。(経験者は語る)
ジャンクパソコンの型式番号を確認して、購入前に必要部品の価格と本体価格を調べて同型の中古より価格が抑えられる、修理する楽しみがある等、メリットが無ければジャンクを購入する事自体が意味の無いものとなるので事前調査は念入りに行いましょう。
ジャンクパソコンの購入目的は、ジャンク品そのものを再生するのか、部品取りなのかによっても買う買わないと言う判断や出せる金額の上限をある程度考えておいた方が良いと思います。
復活させて、正常品に戻すの自体に価値を求めているならば、どんな内容でも良いかも知れませんが、再生させた後に実用レベルを考慮すると、市場で中古パソコンを買った方が良かったという結果にすらなってしまうからです。
性能を考えず、現在では使えないバージョンのアプリケーションを動かすために、過去のパソコンを再生させるなど、ジャンクパソコンに投資する予算と目的をしっかり持って取り組む事をお勧めします。